2023年08月21日一貫構造計算プログラム SS7

弊社が構造計算で使用しているプログラム「Super Build®/SS7」は大変優れた一貫構造計算プログラムですが、さらに優れたものになって欲しいので、こんな機能があったらいいなと思うことを備忘録的に書いておきます。

 

①RC梁の各部材のカットオフ長さを個別で指定できるようにして欲しい。

カットオフ長さがNGの場合、必要なカットオフ長さが出力されるので、基本的には問題ないのですが、指定出来たら何となく便利かなと。

 

②S大梁端部の一次設計断面算定で、鋼管柱に取り付く梁の有効断面係数による検討をできるようにして欲しい。

鋼管柱に取り付く梁仕口の保有耐力接合の検討は、接合部設計指針に従って検討してくれるのですが、一次設計の断面算定においては、端部のウェブを考慮するかしないかの選択しかできないので、接合部設計指針に従った有効断面係数による断面算定ができたらいいなぁ。

 

③柱の断面算定位置の個別指定で、中央の位置を指定できるようにして欲しい。

梁の断面算定位置は個別指定で中央位置を直接入力することができるのに、柱の断面算定位置は、柱頭・柱脚のみ指定出来て、中央位置の直接入力ができないのが、ちょっと不便。(吊り庇をモデル化した時とかにあったら便利なのになぁ)

 

④柱のQy(QM)算定用の内法寸法の個別指定で、自動計算値を採用できるようにして欲しい。

RC造でスラブや壁の影響を考慮するために、剛域長や柱の内法位置、保有時の危険断面位置を直接入力する際に、内法寸法だけが、必ず柱頭・柱脚の内法位置を入力しなければならず、自動計算値をそのまま採用できないのが不便。(他のは変えたくない方は自動計算値が採用できたり、片方だけ指定することができたりするのに、なんで内法だけ…)

 

まだ他にもあったような気もしますが、また思い出したら、その都度書いていこうと思います。